📚

カスタマーのMetafieldとTagへ生年月日と性別などの情報を反映させる方法

💡
このページのゴールは、カスタマーのMetafieldとTagへ性別や生年月日などの情報を反映させる為に必要な「トークンの設定方法」と「顧客メタフィールド定義の設定方法」を理解し、設定できるようになることです。                           設定すると、ユーザーがサインアップ・ログイン・会員情報更新時にカスタマーのMetafieldとTagへ同期され、反映されます。

反映されるMetafield項目

  • 性別と生年月日が保存されるネームスペース: appify-mobile
  • 性別のキー: gender(値は Woman、Man、Otherのいずれか)
  • 生年月日のキー: birthdate(値は1970-08-02の形式)                    
image

反映されるTag項目

  • アプリユーザであることを示すタグ: "Appify"
  • 性別タグ: "Gender:Woman"、"Gender:Man"、"Gender:Other"のいずれか
  • 誕生月タグ: "Birthdate:Month:9"(生年月日の月が数字の部分に反映される)
image

MetafieldとTagへ反映されるタイミング

  • アプリからのサインアップ時
    • iOSの場合、性別と生年月日は任意入力のため、Appifyタグだけが反映されたカスタマーと、Appifyタグと性別タグの両方が反映されたカスタマーなどが混在する可能性がございます
  • アプリからのログイン時
    • オンラインストアでサインアップしてからアプリでログインした場合、性別・生年月日は入力されていないため、Appifyタグだけが反映されます
  • アプリからの会員情報更新時
    • iOSの場合、性別と生年月日は任意入力のため、性別タグだけ反映されるなどの可能性がございます
    • 一方、Androidの場合、性別と生年月日は同時に入力しないと会員情報更新できないため、性別タグと誕生月タグが両方反映されます

それでは、カスタマーのMetafieldとTagへ性別や生年月日などの情報を反映させる為に必要な「トークンの設定方法」と「顧客メタフィールド定義の設定方法」を説明していきます。

トークンを設定する箇所

最終的に下記の箇所に取得したアクセストークン・APIキー・APIシークレットキーを保存する必要があります。

image
image

カスタムアプリ開発の許可の設定を行う

以降の手順を実施するために、Shopify管理画面からカスタムアプリの開発を有効にする必要があります。下記ガイドに従い設定してください。

すでに有効化している場合は次のステップにお進みください。カスタマーのMetafieldとTagへ性別や生年月日などの情報を反映させる為に必要な「トークンの設定方法」になります。

カスタムアプリを作成する

Shopify管理画面より「アプリ管理」→「ストア用のカスタムアプリを開発する」をクリックしてください。

image

右上の「アプリを作成」ボタンをクリックしてください。カスタムアプリを作成します。アプリ名に「AppifyのカスタマーMetafieldとTagの同期」を入力し、右下の「アプリを作成ボタンをクリックしてください。

image

これでカスタムアプリの作成が完了しました。次にこのカスタムアプリに付与する権限を選択します。「アクセススコープを選択して開始する」 → 「Admin APIスコープを設定する」をクリックしてください。

image

検索窓から「顧客」で絞り込み、「write_customers , read_customers」を選択してください

image

下にスクロールし、「Webhook サブスクリプション」という箇所で「2022-07(最新) 」を選択し、画面右上から「保存ボタン」をクリックしてください。

image

次に画面上部のタブから「API資格情報」をクリックし、アクセストークンのカードに表示されている「インストール」をクリックしてください。

image

もう一度表示されるポップアップでも「インストールボタン」をクリックしてください。

image

インストールを行うことでアドミンAPIのアクセストークンが発行されます。

以下の画面「API資格情報」に表示されている「アクセストークン」「APIキー」「APIシークレットキー」の3つが必要な情報です。

image

アクセストークンをAppifyの設定画面へ保存する

アプリが正常に作成されると、一覧画面に以下のようにアプリ開発画面へアプリが表示されます。アプリをクリックして、必要な情報をAppifyに登録していきましょう。

image

アプリ詳細画面を開き、タブの「API資格情報」をクリックして以下のルールでコピーしてください。

⚠️
アクセストークンの開示(及びコピー)は一度しか行えませんのでご注意ください
image

管理画面へのコピーが完了したら右下の「保存する」ボタンをクリックして保存してください。

以上で、カスタマーのMetafieldとTagへ性別や生年月日などの情報を反映させる為に必要な「トークンの設定」が完了になります。

続いて、もう一つ、カスタマーのMetafieldへ「生年月日」と「性別」を表示させる為に必要な設定を行なっていきます。

具体的には、「顧客メタフィールド定義の設定」をする必要があります。

顧客メタフィールド定義の設定方法

Shopify管理画面左下の歯車「設定」をクリックしてください。設定画面に入り、「メタフィールド」をクリックすると「顧客」の定義が出てくるので、「顧客」をクリックしてください

image

右上の、「定義を追加する」を押して、「性別」と「生年月日」の顧客メタフィールドの定義をしていきます。

image

image

💡
すでにメタフィールドがカスタマーに付与されている場合、右上の「定義を追加する」からメタフィールドを追加しようとすると、添付のようなエラーが出ます。その場合「定義のないメタフィールド」タブから追加する必要がございます。
image

性別の定義方法

名前は「性別」、ネームスペースとキーは「appify-mobile.gender」を選択。

このメタフィールドをストアフロントAPIリクエストに公開します」にチェックを付け、コンテンツタイプは「単一行のテキスト」を選択し、右下の保存するボタンをクリックしてください。

image

生年月日の定義方法

名前は「生年月日」、ネームスペースとキーは「appify-mobile.birthdate」を選択。

このメタフィールドをストアフロントAPIリクエストに公開します」にチェックを付け、コンテンツタイプは「日付」を選択し、右下の保存ボタンをクリックしてください。

image

性別」「生年月日」いづれも下記のように設定できていれば、顧客メタフィールド定義の設定は完了になります。

image

以上で、カスタマーのMetafieldとTagへ生年月日と性別などの情報を反映させる方法の設定が完了になります!ここまで設定お疲れ様でした!!